皆様の疑問にドクターがお答えします

ご相談1「他院でインプラントを入れたけど、調子が悪い……」

インプラント治療はたしかに優れた治療法ですが、近年、様々なトラブルが報告されています。もちろん、患者さんのメインテナンスなくしてインプラントを長持ちさせることはできませんが、医師の治療に対するスタンスの甘さによって事故を招いてしまっているケースもたくさんあります。

隣の歯に病気があるのを知っていてインプラントを入れるドクターもいますし、骨造成などの前提治療が必要なのにそれを行わずにインプラントを入れるドクターもいます。まずは状況を確認させていただきたいと思いますので、お早めにご来院ください。

ご相談2「いい歯科医院の見極め方を教えてください」

先生の雰囲気や院内の印象から、その医院の治療の質を判断するのはなかなか難しいことです。こればかりは正直なところ、一度治療を受けてみなければ分かりません。ただ、治療を受けてみたときに判断材料にできることはいくつかありますので、参考にしてください。

治療の前後に写真(レントゲン・口腔内)を見せてくれる

本来、治療の前後にレントゲン写真を見せるのが歯科医師の義務ですが、治療前には見せても、治療後に見せる医院は少ないのが現状です。治療の前にレントゲン写真を見ながら丁寧に説明してくれて、治療が終わった後も写真を見比べて説明してくれる医院なら安心でしょう。

根管治療を丁寧に行ってくれる

根管治療は、歯を残すための重要な治療で、本来とても時間のかかる治療です。患者さんは何度も通院を重ねる必要があります。短期間で治療を終わらせるのではなく、じっくりと時間をかけて根管治療に取り組んでくれる医院なら安心でしょう。

ご相談3「3iインプラントは何がいいのでしょうか?」

第一に、「強固な結合力を得られること」が挙げられます。3iインプラントは、アメリカのImplant Innovations社の製造によるもので、世界的にもトップクラスのシェアを誇るインプラントです。特許を取得している「オッセオタイト」という表面性状によりインプラントと顎の骨の結合「オッセオインテグレーション」が強力に促進されます。

次に、「幅広い症例に対応できること」も大きなメリットです。100パターンを超えるシステムがあるインプラントなので、あらゆる症例にきめ細かく対応できます。反面、ドクターにとっては100パターン以上の知識を身に付け、技術を習得する必要があるため、日本で導入している医院はほとんどありません。

また、10年・20年での良好な予後が認められていることも、そのクオリティーの高さを証明しています。

ご相談4「よく『激安インプラント』を見かけるのですが、
信用してもいいのでしょうか?」

インプラントは、滅菌・消毒を減らせばいくらでも安くできます。滅菌・消毒がいい加減ということは、当然細菌感染のリスクも高まります。当院では、前日の治療器具の清掃に2.5時間、当日のオペ室の清掃に2時間かけて行っています。

また、なかには「まがい物」のようなインプラントを取り扱っている医院もありますが、要注意です。執刀しているドクターも、自分の家族には決してそのインプラントを入れられないはずです。

ご相談5 「コンポジットレジンはすべて保険適用だと思っ
ていたのですが、自費のものもあるのでしょうか?」

コンポジットレジンでも、セラミックが含まれたもので自費診療になるものがあります。一般的な保険のコンポジットレジンとは硬さが違い、着色しにくく長持ちするのが特徴です。当院でも、自費のコンポジットレジンを取り扱っておりますが、必ず事前にご説明を差し上げ、患者様のご要望に沿ってご提案させていただきます。